ハタピンです。
「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございます!」
と基本的な接客言葉がありますが、ただ大きい声を出せばいいわけではありません。言えばいいってわけでもない。
お客様への感謝の気持ちを込めて、
良質な声を出さなければいけない。
その中で私が意識して行っていることは、ドレミファソラシドの「ミ」の音で言うようにしています。
これは知的・冷静であるという好印象を与えることができ、とても安心感を覚えます。
他の音はどうかというと、
「ド」は真面目・ベテランの印象を与えられるのですが、怖い・怒っているように聞こえてしまいます。
「ソ」は元気・明るい・若い印象を与えられるのですが、軽い・薄っぺらいように聞こえます。
たまにいませんか?妙にかん高い声でなんか胡散臭い営業声をだしている店員さん。
私は毎日iPhoneのアプリでミの音を聞いてトレーニングしています。
身の回りにとても良い声で接客するお手本のような人がいます。
それは
旅館大忠の佐々木マネージャーです。
マネージャーは常にミの音で、しかも声のレンジが広く、丁寧で親しみのある言葉使いをします。とても聞いていて安心と好感を抱きます。レンジとは周波数帯のことです。
佐々木マネージャーはたくさんの常連客を個人で持っています。
どの店でも良い声やお話の上手い店員さんにはお客様がついている印象ありませんか?食事のごちそうももちろんですが、耳のごちそうもお客様のお目当てのひとつだと思います。
声というもは生まれ持ってのものもあるのですが、鍛えることも可能です。
私は喋りがあまり得意ではないので、先ほどのような地味なことしかできませんが、お客様へ好感が与えられるように努力していきたいと思います。
ハタピン
